当社は、1994年に設立された自動車用品のメーカーです。主なお取引先様は全カーディーラー様や民間車検様、ガソリンスタンド様などで北は北海道、南は沖縄まで日本全国約2万店のお客様とお取引させていただいております。営業所は本社と東京の2箇所で社員数は30名ほどの会社ですが自動車業界の直接取引口座数は日本一だと自負しております。

当社は今まで、受注から出荷、帳票印刷、在庫管理、日次集計などあらゆるものを全てエクセルで管理をしていました。顧客が社員が少ないうちは良かったのですが、だんだんと問題が発生してきました。エクセルデータが壊れてしまったり、1人しか上書きが できないので都度、「誰が○○（ファイル名）を開いてますか？」と大声で誰かが叫んだり。また当社は日々KPI（重要業績指標）を算出しているのですが、注文数が多く集計するだけで終電になってしまうこも多々ありました。それでも終われば良い方で、数字が ズレてしまうと終電で帰れなくなることだってありました。また営業担当者とお取引様とで決めたことが社内に伝わっておらず、クレームになることも多々あり、これではお客様の心が離れてしまうと考え、社内でシステム導入のプロジェクトができ、私が責任者として招集されました。

アプティさんは自動車業界専門のソフトウェア開発会社では非常に有名な会社だったので私自身も会社名は何度も聴いたことがありました。たまたま事務所も非常に近かったこともあり、当社の取引様にアプティの担当の方を紹介をしていただいたのが最初です。

当社が業務システムを選考するポイントとして以下の4つでした。

• ①自社にエンジニアを用意する必要がなく、それでいて誰でもカンタンに扱うことができること
• ②情報管理を徹底していること
• ③費用対効果が見込めること
• ④何かあった時にしっかりとサポートしてくれること

アプティさんは正直、文句なしでした。

仕事には「攻め」と「守り」というものがあると思うのですが、このシステムを導入して両方が強くなったと思います。例えば、注文を受けてから倉庫に出荷依頼を出し、請求書などの帳票を印刷し、入金予定一覧表に転記されるまで1分もかかりません。その間、在庫数も自動的に反映されるので在庫数のズレもなくなりました。また今まで毎日2時間近くかかっていた日次集計が業績指標をいつでもタイムリーに1クリックでグラフ付きで出せるようになり、残業が一切なくなりました。それに今まで出せていなかった売れ筋、死に筋在庫が可視化できるので不良在庫がなくなったのが嬉しいですね。今では空いた時間で新規顧客開拓に時間に使えるようになりました。「もうこのシステムなしでは仕事ができない」と社内全員が言っています。

業務効率が上がり、営業業務の人数を減らしたにも関わらず売上が上がってきているので、余った予算で更に営業人員を増やす ことに決めました。またアプティさんが開発している情報共有システムも導入することが決定しているので非常に楽しみです。マーケットシェア50％の大目標に向けてはアプティさんやシステムがなければ達成できませんのでぜひよろしくお願いいたします。